◆2013年の主な活動
●気仙沼からいただいて帰ったひまわりの種を、山口県内の小中学校、その他の場所で育てました
(それぞれの場所で、文化祭で取り組んだり、震災写真展を開催したり、また掲示物を作ったりと、様々に活動をしていただきました)
●中学生が書いた手紙とともに、山口県で育てたひまわりの種を東北へ届けました
●山口フラワーランドさんからご提供いただいた“水仙の球根”や“ドングリ”、“花の種”を東北へ届けました
●米沢園芸さんからご提供いただいた花の種を東北へ届けました
●小中学校で、“被災地の今”についてお話させていただきました

2013年12月28日土曜日

・ひまわりの輪

きれいな海ですねぇ~♪
条件によっては、海がエメラルドグリーンで本当にキレイです。
「沖縄か?!」と思うほど(^^)
橋の向こうは山口県下関市の“角島”(つのしま)。
県内外から、このロケーションを求めて観光客がやってきます。

そこからほど近いところにあるのが、『道の駅北浦街道 ほうほく』
 
この道の駅、東日本大震災の復興支援をしています。
駅内には、地元の特産品とならび、東北の特産品も販売されています。


そして、職員さんも被災地へ派遣されていたそうで、写真なども展示されています。

 
『道の駅北浦街道ほうほく』のホームページ
http://michinoeki-houhoku.jp/
スタッフさんのブログ
http://michinoeki-houhoku.jp/blog/

そして、ここの道の駅で来年、ひまわりを育てていただけることになりました。
ありがとうございます。

夏に、大きな黄色い花が海風にゆられながら咲いている・・・
そんな風景が目に浮かびます。

shibata

・伝えること

気仙沼で、熱い想いを持った記者さんに出会いました。

経済誌ながら、今でも被災地の現状を伝え続けています。


 

 

伝えること、伝え続けること・・・

shibata

2013年12月23日月曜日

・東北よいとこ、一度は行ってみよう♪

東北はおいしい♪
ご存じのように、海の幸のおいしさには、目をクルクルまわしてしまいます。
 
今回泊めていただいたお宅で食卓にのぼってきたものたちです。
 
ワタリガニ。
味が濃くておいしぃぃ~♪
チマチマ食べるのが惜しくて、殻ごとかじろうとすると、
殻が固いんですね、このカニ。流血します^^;
おいしい食卓は、沈黙が続きました(^^)
 
 
天然もののイワガキ!(匂いにつられて犬もよってきます^^)
「海に行ってくる」と言って出かけていったご主人。
帰ってくるなり、
「今日泊まった人は、当たりだぞぉ」
と、なんと豪快にも暖炉の火で天然のイワガキを焼いてくれました!
アツアツの殻を割ると、海の香りが・・・。
味はご想像ください。(おいしいにきまってます^^)
 
どんこ汁に天然のワカメ、イカ刺し。
(写真では遠慮して少し目ですが、この目の前に山盛りのイカ刺しがあって、
遠慮なくいただきました)

ここにはゼイタクすぎてアップしませんが、(本当は興奮しすぎて
写真を撮り損ねた)、なんとアワビまでいただいてしまいました♪
あまりに贅沢すぎてコワイぐらいです。
あっ、あと、メカジキのお刺身にタラもごちそうになりました♪

というように、東北の“食”は すばらしい!!おいしい!!
生活そのものが、海と共にあるのだということを改めて感じます。
まだまだおいしいものはたくさんありますヨ。
おいしいものを求めて東北へ行ってみませんか♪

shibata

2013年12月20日金曜日

・何ができるのか

今年も残すところわずかとなりました。
今年は日本列島あちこちで集中豪雨、台風、竜巻などの災害に見舞われ、
私の住む山口県も7月の集中豪雨災害では甚大な被害がでました。
ありがたいことに、近隣はもとより、東北からも山口にボランティアでかけつけて
くれた方々がいらっしゃいました。
また、県内の災害のボランティアに行った時に出会った人の中には、
東北の震災ボランティアへ足を運んでいる人たちも何人もいました。
“助け合い””思いやり”の気持ちって、あたたかいなぁとつくづく思いました。
まずは、身の回りで、できる人ができることを・・・

そうした中、このブログを読んでいただいた方から
「東北の復興がまだまだなのがよくわかりました。今、何ができるのでしょうか?」
というメールをいただきました。
実のところ、私にもよくわかりません。物事一つとっても、“受け取りて”の事情や環境によって
その受け取られ方も全く変わってくると思います。
だから、何をしたらイイとか、こうしたらイイというのは、私も迷いながらです。

今回気仙沼で会った方が
「私も被災地にいても何をしていいかわからないし、何ができるのかもわからない。
 だけど、そうやって言ってると何もできないから、自分のできることを続けていこうと思う」
とおっしゃられたのが印象的でした。
遠く離れていると、なかなか行動には移しづらいかもしれません。
だけど、できることはあるのだと思います。
以下、私なりに思うこと・・・です。

・被災地に行ってみよう! 
 これは離れているとちょっと難しいかもしれません^^
 だけど、「来年の春に観光に行ってみよう!」と、それなりに計画的にすれば、
 案外実現できます♪ 新幹線や飛行機に乗れば着くわけですから(^^)
 また、被災地を訪れる観光支援バスツアーなどもあります。
 ボランティアバスもまだ出ています。
 東北はおいしいものがたくさん!そしてなによりも、人があたたかい!
 行って、見て、食べて♪ 買って、泊まって、遊んで♪ 
 地元の人たちと触れ合いながら、そうしてみんなが笑顔になれるといいですね。
 実際に現地を見ると、また変わってくると思います。
・被災地の物を買おう!
 ネットで、東北の特産品、名産品、また伝統工芸品など、いろいろ見つけることができます。
 「買って応援」「食べて応援」というのも大いにありだと思います。
・支援している人や団体を応援しよう!
 今でも、個人や団体で被災地を支援し続けている人たちがいます。
 自分は被災地へ行けなくても、そういう人たちの活動を
 支援、応援するのも一つだと思います。(ネットで色々見つけることができます)

その他、身近なコンビニやスーパーでも、意外と何かあるものです。
 


次は、東北のおいしいものを少し紹介しようと思います。

shibata


2013年12月18日水曜日

・shibata家(東北魂よ、再び!)

秋の(冬の)夜長、採れたひまわりの種を選別しています。
中身が詰まっていなさそうな物や、ぺったんこの種などは
ゴミ袋に捨てるにはしのびなく、肥やしにでもなればと、
庭の片隅にバラバラっとまとめてまいてほったらかしていました。
 
しばらくぶりにまた種の選別をし、追加で出た種を
またその上にばらまこうと思ったら・・・
な、なんと、芽がでているではないですか!! 


ここ数日寒い日が続き、今日なんかは山間部では雪マークがでているほど。
そんな寒空の中を「ヨイショ!」とばかりに、種のボウシをかぶって、
命が生まれていました・・・。
しかも、芽が3つも出ています。
なんて強い生命力なんでしょう。
さすが、東北生まれ、“東北魂”ですね!
2世になってもそのパワフルさは引き継がれています。
感激です!
 
なんとか花を咲かせたいなぁ。
 
shibata

 

2013年12月15日日曜日

・いろいろな支援の形(その4)

・いろいろな支援の形(その3)のつづき・・・
 
このギターを弾いている人、今年の4月にも偶然出会ったハセガワさん。
仮設住宅などをまわっては“うたっこライブ”を開催し、
懐かしい昭和の歌謡曲や童謡をみんなで楽しく歌っています。
その他、ハセガワさんは交通の足のない方々を病院や
お買い物へ送迎するという活動もしておられます。


こちらは歌手の田中ミチタカさん。
美空ひばりを唄う歌声に、お母さんたちも口ずさみながらウットリです。

こちらは古今亭駿菊師匠。
毎月被災地を訪れては、落語で笑いを届けています。

一番左の方は、バルーンアートの塩田さん。
仮設のグループホームを回り、みなさんを楽しませてくれます。
手に持っているのは、気仙沼のゆるキャラ?ホヤぼーや。
手前、帽子をかぶった方は村上さん。
県内外から来るボランティアのお世話をボランティアでしてくれています。
こういう方がいてくれるので、ボランティアが路頭に迷うことなく?、スムーズに
活動をすることができます。
そして中央ジーンズ姿の熊谷さん。
全国からやってくるボランティアを泊めてくださっています。
 
ボランティアや支援一つとっても、いろいろな人といろんな形で繋がっています。
 
ほんのわずかな滞在でしたが、たくさんの方に出会うことができ、
また地元の方々の温かさにもふれることができました。
“人”っていいなぁ。
日本もまだまだ捨てたもんじゃないなぁということが実感できました^^
 
shibata

2013年12月14日土曜日

・いろいろな支援の形(その3)

2年9か月経った今でも全国各地からやってくるボランティアさんたち。
その支援内容もさまざまです。
 


“癒しのプロ集団”チーム恵比寿さん。
整体師、セラピスト、歌手、ミュージシャン、ダンサーの方などの集まりだそうです。

仮設住宅のみなさん、整体を受けながら、心も体もリラックスされているようです。
 
歌あり、
 
踊りあり、

ホヤぼーやの体操あり、
にぎやかで楽しい時間でした。
山あいの仮設住宅に明るい笑い声が響きました。


こちらはHAYATOさん。
 
気仙沼のキャラクター、ホヤぼーやの歌を作り、
それを広めて気仙沼を盛り上げよう!という活動をしていらっしゃいます。
http://hoyabo-ya.com
(ホヤぼーやドットコム)


仮設住宅には、色々な応援メッセージが届けられています。

3年近く経った今でも、物資を届ける人、
メッセージを届ける人、
歌を届ける人・・・。
いろいろな支援の形があります。
 
 
shibata
 
 

2013年12月11日水曜日

・3度目の冬(その3)/被災地のいま

今日で震災から2年9か月。

 
被災地には時間がとまったままのような場所もまだまだたくさんあります・・・
 
 
 
 
 
町はきれいになりつつも、海沿いや川沿いではいまだに道路が冠水します
 

 

岸壁はまだまだこのような状態の場所がたくさんあります


 
トラックやダンプ、重機が砂煙をあげながらあわただしく動いています
 


家の基礎が撤去され、かさ上げ工事がすすんでいます
 
 
道路がこの高さまでかさ上げされるそうです
 
復興の速度は地域や場所によって全然違い、道路がきれいになり、
新しくお店ができ、漁港もきれいに整備されていたところもあります。

そんな復興の足音のそばで、仮設住宅での“変わらない”人々の生活があります 。
 


 
震災の記憶・・・


 
町ではこのような標識を目にします
 








もし、今、大きな地震があったら、
その教訓は活かされているのだろうか・・・ 
改めて自分自身を見つめなおしてしまいます。


東北のみなさんの温かい気持ちを感じました。 


 
 
 
 
“ひまわり”のご縁で繋がった鹿折31の方からメッセージをいただきました。
 
「あの大震災も風化しつつあります・・・
地震が少ない山口県だとしても将来何処で過ごすことになるか分からない中学生の皆さんに一年に何度かでいいので思い出して頂きたいと思います。
それが被災地に暮らす私達からのお願いです。」
 
「ご覧いただいたように、鹿折は船がなくなり、観光客が途絶え、重機の音がこだましています。
鹿中31の花壇は駅周辺では、駅のプランターを残すだけになりました。
そんなことから、来年の活動をお約束できない状況です。
これも、震災後の混乱から、日常へと戻っていく過程であるといえなくはないと思っています。
これからの鹿折、気仙沼を末長く見守っていただけると、とても嬉しいです。
遠い鹿折に心を寄せてくださり本当にありがとうございました。」
 
 
これからも復興していく東北の様子を見守り続けたいとおもいます。
 
shibata
 
 

2013年12月8日日曜日

・つながり(その2)@東北

“ひまわり”の縁で、たくさんの人に会えました。
そして、山口からの応援メッセージ、応援花(ひまわりの種、水仙の球根)も
東北へと届けることができました。
 
今回の直接のきっかけをいただいた、復幸マルシェの山長さんで、
鹿折31のメンバーの方とお会いすることができました。
思い起こせば、今年の4月にここのお店のレジ前に並べられていた
ひまわりの種から始まったのですね・・・。
 
「ほんと、ありがたいですね、こうやって活動してもらって」
鹿折31の方も、
「被災地にいても、“できること”っていうのは、なかなか難しいけれど、
それでも自分たちができることをこれからもやって行くと思います」。
 
 
そして、この春にお邪魔した切通仮設住宅のお母さんたち。
今回も明るい笑顔で迎えてくれました。
中学生が書いてくれた手紙を渡すと、
「まぁ~、山口の中学生さんから??」
と小さい字を、目を細めながら読んでくれました。
 
 
気仙沼に来た時には立ち寄っている、復興屋台村のご主人。
裏手に置いてあったプランターに水仙の球根も植えていただけるようです。
「3年近くたってもこうやって想ってくれるっていうのは、嬉しいねぇ」 
 
 
こちらは唐桑地区の仮設住宅で。
 手紙、水仙の球根、ひまわりの種をこの地区の仮設住宅へ
配っていただけるそうです。
 
こちらは鮪立(しびたち)児童館の先生。
 
ドングリのトトロを
「わぁ~~、かわいい!」と、先生たちが喜んでくれました(^^)
他の児童館でも、ドングリトトロは大好評でした。
 
その他にも気仙沼の仮設住宅や保育園、
陸前高田、大船渡の児童クラブなどにも寄らせていただきました。
 
今回、思いがけずみなさんにとても喜んでいただけて、私の方もとても嬉しかったです。
そしてみなさん言われるのが、
「今でもこうやってしてくれて、本当にうれしい」「本当にありがたいんです」と。
 
 
被災地の復興は、地域や場所によってその速度も全然違います。
“復興”といえるには、まだもうしばらくかかりそうです。
今だからこそできる支援というのもあるのだと今回改めて思いました。
 
今回山口県でひまわりプロジェクトという小さな活動ですが、
参加していただいたみなさんにも、被災地の方々の笑顔と感謝の気持ちを
お伝えしたいです。
温かく笑顔で迎えてくださった東北の方々、
そして山口県でひまわりプロジェクトに携わってくれた方々、
本当にありがとうございました。
そして、今後もつながっていけますように・・・
 
shibata