昨日の太華中学校の生徒集会の様子が新聞に載っていた。
ローカルニュースでも放送されたようだ。
3年目の3.11もやっぱり報道の在り方には違和感があった。
3.11の前後数日だけにその話題が集中する。
節目節目で振り返り、改めて考え、想いを寄せる・・・
というのは大切なことだとは思う。
だけど“その時”だけとってつけたような・・・。
被災地を少しだけれど実際に見て、そして現地の人たちと
一緒に活動してきた者としては、やるせなさがつのる。
そんな事を友人にこぼすと
「そりゃ仕方ないよ、あの人たちは“仕事”でやってるんだから」
だけど、その仕事をやっているのは“人”であって、
その先にあるのも“人”なのだから・・・。
私でさえこんな気持ちになるのだから、被災地の人たちの気持ちはどんなだろう・・・。
久しぶりに気仙沼の仮設住宅に暮らす小野さんに電話をした。
「今日は雪よ~、寒いんだから」
「公営住宅、3回目の抽選もハズレちゃって、住むとこまだわかんないのよ」
「こっちの状況はかえって悪くなってるわね~」
小野さんの明るい声をききながら、妙に沈んでしまった。
「みんな笑ってがんばってるよ」
小野さんが暮らす山の中の仮設住宅の様子がわかるだけに、
心に重たく響く言葉だった。
改めて色々なおもいが頭をよぎる3.11でした。
shibata
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