◆2013年の主な活動
●気仙沼からいただいて帰ったひまわりの種を、山口県内の小中学校、その他の場所で育てました
(それぞれの場所で、文化祭で取り組んだり、震災写真展を開催したり、また掲示物を作ったりと、様々に活動をしていただきました)
●中学生が書いた手紙とともに、山口県で育てたひまわりの種を東北へ届けました
●山口フラワーランドさんからご提供いただいた“水仙の球根”や“ドングリ”、“花の種”を東北へ届けました
●米沢園芸さんからご提供いただいた花の種を東北へ届けました
●小中学校で、“被災地の今”についてお話させていただきました

2013年9月30日月曜日

・やまぐちフラワーランド(実りの秋)

やまぐちフラワーランドさんへ行ってきました。

まさに実りの秋・・・
東北生まれ、山口育ちのひまわりたちも
たっくさん種をつけていました。
嬉しいですね、“種”をまいて、次の世代の“種”ができているなんて。


8月、青々と葉っぱがしげり、
太陽のような花をキラキラと輝かせていた花壇も、
今では秋風が吹いています。

夏を惜しむように、まだひっそりと咲いている花たちも・・・


フラワーランドさんでは、近日中に刈り取り?をされて、
さらに乾燥させて、種をとるそうです。
なのでちょうど見納めとなりました。
感慨深いですね~。


来年の夏も、またどこかでキラキラのひまわりに
出会えますように。
フラワーランドさん、お世話をしてくださったみなさん、
ありがとうございました。

shibata

2013年9月21日土曜日

・周南市立太華中学校(新たな種まき)

太華中学校のヒマワリは種ができ始めました。


そこで、生徒達の心に震災について考える種をまこうと、
やまぐちフラワーランド様と周南市消防本部様のご協力を頂き、
校内中に震災に関する写真を掲示しました。
生徒はもちろん、参観週間では保護者の方や地域の方にも
見ていただきました。





 今年は山口県で豪雨災害がありました。
先日も台風により日本各地で大きな被害が出ています。
日本に住む限り、こうした自然災害を私達は決して
人ごとと思ってはなりません。
震災から2年半、被災地で頑張っている人々のことを忘れず、
『私たちにできることは何か』生徒達と考えたいと思います。

周南市立太華中学校
カワムラ

2013年9月16日月曜日

・shibata家(夏をおしむ・・・)

9月に入り、朝晩はすっかり秋の気配が感じられるようになりました。
ですが、shibata家のひまわりたち、
過ぎ去る夏をおしむかのようにまだ花を咲かせています。

一番遅くに花を咲かせた“バイカラーミックス”です。
次々と花を咲かせてくれています。

そして、これから開こうとしているカワイイつぼみも♪
 このほかにも、まだ5、6個つぼみがついています♪
つぼみの数をかぞえては、ワクワクしています(^^)

そしてこちらは、つい2,3週間前に大きなひまわりの花を
咲かせた茎のあちらこちらからでてきた脇芽が咲いたもの。
せっかくでてきたチビ芽たちとおもい、そのままにしておいたら、
なんとも華やかなカンジになりました♪

そして、秋の実りとともに、すっかりコウベを垂れてきたひまわり。

たくさん種がとれるといいな。

この夏は日本全国で、豪雨、竜巻、台風という自然災害が続き
なんとも心休まりません。
そんななか、一生懸命咲いてくれたひまわりを見ると、
なんだか勇気付けられます。

穏やかな秋がきますように・・・

shibata

2013年9月11日水曜日

・2年半

気仙沼に打ち上げられていた“第18共徳丸”。
9日から解体が始まっているそうです。

これが先月。

そしてこれが今月。
(~ネットニュースより~)

船の舳先のところにあった花壇、なくなっているんですね・・・。

今日で東日本大震災から2年半。
毎日の時の流れはかわらないので、別に区切りというわけでは
ないのだろうけれど、普段よりはメディアでとりあげられていたのかな。
口をそろえて言っているのは
「復興はまだまだすすんでいない」
「原発事故の収束は見えず」

2020年の東京オリンピック開催は決まったのに・・・
ともどかしさがあります。
オリンピック開催が決まったからには、復興にもさらに力をいれて、
加速させてくれることを願うばかりです。

shibata

2013年9月7日土曜日

・周南市立太華中学校(ひまわり第2弾!)


太華中学校では、 ひまわり第2弾が開花しました!



駐輪場の片隅に植えたひまわりが、ちょっとした林のようになってます。
そして、新学期で登校する生徒を出迎えるかのように、ようやく開花しました。



今週の日曜日は運動会。多くの人に見てもらえそうです。
ひまわり、もうひとがんばり!

周南市立太華中学校
カワムラ

2013年9月6日金曜日

・気仙沼 鹿折 おらほのひまわり その3

東日本大震災で気仙沼鹿折地区に打ち上げられた漁船“共徳丸”。
震災遺構として保存して残すかどうか・・・

~気仙沼市は震災遺構として保存を目指したが、
市民アンケートで「保存の必要はない」との回答が
約7割に上ったため、断念した。~ (河北新報より)

今月9日より解体が始まるそうです。
色々なおもいがあるのでしょうが、
復興への一歩だと、その様子を見守っていきたいです。


船の舳先に美しく鮮やかに咲いた鹿折の“おらほのひまわり”。
この花壇、取り壊しの予定だそうです。


満開のひまわりがこうして画像で見られて、よかったです。
このひまわりから、また東北、復興への想いがつまった種がとれるでしょう。
そしてまたその種が、遠く離れた場所でも、少しでも芽を出してくれますように・・・

shibata

2013年9月4日水曜日

・ひまわり番外編

ひまわりの開花情報もずいぶん落ち着き、
ブログも少しさみしくなってきました(^^)

ということで、本日は番外編。

山口県内で東北 被災地のひまわりを育てよう!
という取り組み、実はメディアで少々とりあげられておりました。
私がこういうのが苦手なので積極的に動きませんでしたが、
今回ひまわりを育てることに協力していただいた
やまぐちフラワーランドさんのおかげで、
県内の皆様にも多少は知っていただくことができたようです。
 一番最初の苗の植え付け時には、なんとメディア関係者が
7,8社?取材にいらしゃっていてビックリ!
ローカル番組でも放映されました。


そしてひまわりの花が咲き誇った折にも
とりあげていただきました。


県内他の場所でも、みなさん本当に快くひきうけてくださり、
また積極的に取り組んでいただきました。
そして、ひまわりを育てるだけではなく、
“おらほのひまわり”から取った種を配って、ひまわりの輪を
さらに広げていただけるようです。
またある中学校では2学期に道徳の授業で震災についてとりあげて
いただけるそうです。
また、被災地に手紙を書こう!と計画もされています。

震災から2年半がたとうとしています。
今だからできること、今だから考えなければならないこと・・・。
今回ひまわりを育てる活動に取り組んでくださった方から、
少しずつ周りに広がりつつあるようです。
ひまわりの花はもう終わりましたが、ちいさな芽があちこちに
出ているように思います。
本当にありがとうございます。

shibata

2013年9月2日月曜日

・周南市立大津島小・中学校(咲きました!)

今までに、このブログで紹介した以外でも、
“おらほのひまわり”を育ててくれている学校がいくつかあります。

そのうちの一つ・・・
8月23日現在、こんなに立派に花を咲かせてくれている学校があります。
周南市立大津島小・中学校です。
周南市の沖合い10数キロに浮かぶ、島の学校です。

種をお渡ししたのが遅かったので、
ひまわりが成長する頃には、子どもたちは
夏休みに入っていました。

そんな中、日々大切に育てていただいて、
スクスクと成長しました。

こんなに立派に、大きく育ちました。

種をまき、日々お世話をして、大事に育ててくださった先生、
ありがとうございます。
この東北のひまわりによって、子どもたちの心のなかにも、
何か小さな芽がでてくれたのではないかと思います。

shibata



・山口,島根豪雨災害 その5


徳佐へリンゴを買いにいってきました。
ここ阿東 徳佐地域は、7月28日の豪雨で、大きな被害を受けたところです。
その豪雨災害だけではなく、8月末、そして先週末の雨でも被害を受け、
リンゴも落下したものが多いとラジオで言っていました。
どうせリンゴを買うなら、そのへんのスーパーではなく・・・と
徳佐まで足を伸ばしてきました。
たまたま入ったリンゴの直売所のお母さんのお宅は、
7月の豪雨で自宅が全壊したのだそうです。
川の氾濫ではなく、裏山が崩れてきたそうです。
おうちは、田んぼを作ってらっしゃるそうですが、田んぼは無事だったとのこと。
ですが、農機具が全てだめになったそうです。
「もう田んぼはやめる」とおっしゃっていました。
そして、家はここを離れて、市街の方へ出るそうです。
「雨がこわい」とおっしゃっていました。

ボランティアで何度か伺ったお宅をのぞいてみました。
そこのお母さんがいらっしゃいました。
私がボランティアで行ったときには、床上まで水に浸かっていた
家具をだしたり、畳をあげ、床板をあげ、床下の泥をかき・・・
話をきくと、やっと床板をいれ、新しい畳を入れたとのことです。
「やっと人間らしい生活ができるようになりましたよ」と。

災害に遭った方には、いつもなんだか声がかけられません。
お体に気をつけてくださいね、としか。

今はもう、あとは大雨や台風にあたらず、おだやかな秋が
きてくれることを願うばかりです・・・

阿東はおいしい特産品がいっぱいです。
りんごはこれから11月下旬まで楽しめるようです。
今は“つがる”という種類のリンゴですが、
甘酸っぱくておいしかったです。
また行ってみようかな。

shibata

2013年9月1日日曜日

・いろいろな支援の形(その2)

写真家の広田泉氏にお会いしました。
お話をきくと、アチコチの災害ボランティア活動にも行かれているようです。
そして東日本大震災の時にも、早い段階でスコップを持ってかけつけたそうです。

そして氏の写真集がこちら。
『ここから始まる。』 広田泉(有限会社ホームキュービック)

鉄道写真家として、東日本大震災で被災した鉄道の“今”をきりとり、
復興してゆく未来に繋げる写真集・・・

“この写真集の収益は ひたちなか海浜鉄道と三陸鉄道の
 復興支援のための寄付になります”

撮ってつないでいく人、そしてそれを買って支援する人・・・
いろいろな形で、まだまだ支援できることはあります。

写真集の最後にあった言葉です・・・
“私達も決して諦めずに応援していこう”

関東大震災から今日で90年を迎え、
そして東日本大震災から2年半が過ぎようとしています。
9月1日、防災の日。
改めて自分の周りを見直し、備えをし、そして自分ができることを考える。
そんな1日でした。

shibata