◆2013年の主な活動
●気仙沼からいただいて帰ったひまわりの種を、山口県内の小中学校、その他の場所で育てました
(それぞれの場所で、文化祭で取り組んだり、震災写真展を開催したり、また掲示物を作ったりと、様々に活動をしていただきました)
●中学生が書いた手紙とともに、山口県で育てたひまわりの種を東北へ届けました
●山口フラワーランドさんからご提供いただいた“水仙の球根”や“ドングリ”、“花の種”を東北へ届けました
●米沢園芸さんからご提供いただいた花の種を東北へ届けました
●小中学校で、“被災地の今”についてお話させていただきました

2015年3月14日土曜日

・『被災弱者』(岡田広行 著)

『被災弱者』岩波新書--岡田広行 著

東洋経済の岡田広行さんが書かれた本です。
私も気仙沼でお会いしました。
被災地のことが忘れさられていきそうな中、被災地における様々な問題を丁寧に取材されています。

『復興は遅々として進まず、むしろ取り残される人が相次いでいます。ニュースなどで取り上げられない問題も多く、報道と実際の間に大きなギャップがあります。それを少しでも埋めることができればと思って本を執筆しました。』

被災地を少しでも知っている者としては、このように今でも活動を続けてくださっている方がいることに感謝です。

shibata


2015年3月11日水曜日

・あれから4年


東日本大震災から4年がたちます。

先日気仙沼の村上さんと電話でお話しました。

「見た目はね、だいぶ進みましたよ。工事もあちこちしてるし。
 見た目は復興してるように見えます。
 だけど実際住んでると、厳しいですね。
 支援なんかもほとんどなくなったし。
 仮設なんかも、ほとんどお年寄りだから、ますます大変だよね。
 うつ病なんかもすごく多いし、孤独死もあるし、
 自殺なんかもあるんだよね。
 こうやっていうと、マイナスなことばっかりだけど、
 だけどそれが被災地の現状なんだよね。」

被災地では依然、厳しい状況が続き、
むしろますます厳しくなっているとのことでした。


気仙沼では災害復興住宅への入居がやっと始まったそうです。
1日も早い春のおとずれを願うばかりです。


shibata