東日本大震災から3年半
ー 仮設9万人、復興遠く -
2万人を超す犠牲者を出した東日本大震災は11日、発生から3年半を迎えた。被災地は終日、鎮魂の祈りに包まれ、津波の爪痕を残す建物などでは、見学者らが被害の教訓を伝えていくとの誓いを新たにした。
復興事業の遅れでなお約24万6千人が避難生活を送り、うち岩手、宮城、福島3県のプレハブ仮設住宅には9万人近くが残る。一部で災害公営住宅などへの移転も進み始めたが、暮らしの安定にはほど遠い状況だ。
警察庁によると、10日現在で震災の死者は1万5889人、行方不明者は2601人。避難生活による体調悪化などが原因の震災関連死は、3県で3097人に上る。
~河北新報ON LINE NEWS より~
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